海外旅行でスリに遭わないために!事前に備えるべき対策と防犯グッズまとめ

世界の中でもトップクラスに治安がいい国として知られている日本。
そのため海外旅行に行く時は、防犯意識の低さからスリや盗難の被害に遭いやすいのも事実です。
そこでこの記事では、海外旅行で役立つオススメの対策と防犯グッズについて紹介しています。
防犯グッズや対策を取り入れて、危険な目に遭わない旅行にしましょう!
海外旅行では防犯対策が必須!
日本は比較的治安が良く、世界の中でも安全な国の一つとして知られています。しかし一歩外(海外)に出ると、国によってはスリやひったくりに遭うことも少なくありません。
「まさか自分が犯罪に巻き込まれるなんて」と思うかもしれませんが、海外旅行に行く際の防犯意識は高すぎるくらい持っておくべきです。
日本人は小柄で顔が幼いので、標的になりやすく気づいたら盗まれている、なんて話もよく聞きます。犯罪に巻き込まれないための対策と防犯グッズを知って、安心安全な海外旅行に出かけましょう。

スキミング対策と防犯グッズ
近年ではキャッシュレス決済の普及に伴い、数年前と比べてスキミング犯罪が増えてきています。ここからはスキミングについてあまり知らない方のために、詳しく解説していきますね。
スキミングとは?
スキミングとは、特殊な機械で不正に個人情報を取得する犯罪行為のことです。スリと違いカードそのものは手元に残るので、不正利用されて初めて気づく非常に厄介な手口になります。スキミングの手口は、2つに分類されます。

接触型スキミング
接触型スキミングは、カードをスキマーと呼ばれる特殊な機械に接触させて情報を抜き取る行為です。直接接触する必要があるので、簡単には実行されないはずですが、ではどのようにして盗まれるのでしょうか。じつは、この接触型スキミングは「お店の店員さん」が行うケースが非常に多いんです。カードを渡すことで個人情報を盗み見られたり、クレジット決済端末から情報を抜き取られたりします。「店員さん」だからといって簡単に信用してはいけません。
日本では暗証番号を入力する際に手元が見えないよう配慮してもらえますが、海外では自身で隠す必要があります。入力中の手元を撮影する不審な監視カメラが設置されていないかも確認しましょう。また、ATMではスキミングするためにカードの差し込み口が2重構造になっているところがあるので、注意が必要です。
非接触型スキミング
非接触型スキミングは、カードに触れることなく情報を抜き取ります。直接手を触れずに情報を抜き取られるので、気づかない場合が多い厄介な手口です。ターゲットの半径3m以内に入ると、カードが外部に出ていなくても特殊な電磁波で情報を抜き取ってしまいます。混雑した場所や公共交通機関では特に注意が必要なので、しっかりと防犯対策をしていきましょう。
非接触型スキミング向けの防犯対策グッズ
ここからは、非接触型スキミング向けの防犯対策グッズを3つ紹介していきます

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今回紹介しているスキミング防止グッズは、非接触型のスキマーから出る電波を通さない素材でできています。
接触型スキミングには効果がないので、周囲に怪しい動きをしている人がいないか危機感を持って行動することが大切です。
南京錠は盗難トラブルに強い便利グッズ
海外旅行で荷物を預ける際に、中身が盗まれないか不安に思う方も多いのではないでしょうか?そこで役立つ防犯グッズが、キャリーバッグやリュックに取り付けて荷物を盗難から守ってくれる南京錠です。
南京錠のタイプは3種類
南京錠のタイプは、基本的に3つあります。

シリンダーロックは、直接カギを差し込んで開ける一般的なタイプです。
一方マグネットロックは磁石がついた特殊なカギを使って開けることができ、シリンダーロックと比べてピッキングに強いと言われています。
そしてダイヤルロックは、数字が記載されているダイヤルを自分で3〜4桁の暗証番号に合わせて開けるタイプです。
その中でも、筆者はダイヤルロックの南京錠をオススメします!
南京錠はダイヤルロックがオススメ
ダイヤルロックタイプの南京錠は、カギを紛失する事故がないことやすぐに施錠できるお手軽さが魅力です。南京錠のカギはサイズが小さく失くしがちなので、紛失する心配がないのは嬉しいですね。
ただし暗証番号を忘れてしまうと開けられなくなってしまうので、注意が必要です。


南京錠は、ほかにもカギがついていないロッカーを使用する際にも役立ちます。旅行に行く時にあると便利な防犯グッズなので、ぜひ使ってみてくださいね。
トラブルに巻き込まれないための事前防犯対策3選

ここからは、トラブルに巻き込まれないために旅行前・旅行中にできる事前防犯対策を3つ紹介していきます。
1.お金は分散して持ち歩く

お金は2つ以上の財布に分散させて持ち歩いておくことで、万が一盗まれた時のダメージを最小限に抑えることができます。現金やクレジットカードは、以下の3カ所に分けて持ち歩くのがオススメです。
・メインの財布(少量の現金とクレジットカード)
・サブの財布(現金とクレジットカード、日本のお金)
・盗られても困らない財布(少量の現金)
面倒だからと財布を1つにまとめてしまうと、スリに遭った際に取り返しがつかなくなってしまうため、心から旅行を楽しむことができません。スリは、地下鉄や電車、バスなどの公共交通機関、カフェやレストラン、店舗、路上などで頻繁に多発しています。1番効果的な防犯対策は、財布を人前で見せないことですね。
2.高価なものは身につけない

日本人は警戒心が低く、時計やアクセサリー、ブランドバッグなどを海外旅行中も何気なく身につけている人が多い印象です。
「高価なものを身につけている=お金持ち」と思われると、スリや強盗から狙われやすくなります。
おしゃれを楽しみたい気持ちもわかりますが、何より身の安全が大切です。
またポケットに貴重品を入れたり、食事中にスマホや財布をテーブル上に置いたりするのも危険行為になります。常に「もしかしたら狙われているかもしれない」という気持ちを持って警戒するよう心がけましょう。
3.訪れる国の情報収集をする

いくら防犯対策をしていても、「スリが多い国でスキミング対策を徹底する」といった的外れな対策にならないように事前に調べておくことが大切です。
フランス・イギリス・イタリア・スペイン(バルセロナ、マドリードなど)・チェコ(プラハなど)は、スリの被害が多いことで知られています。
少し前まで安全だと言われていた場所でも、社会情勢の変化で治安が悪くなっているかもしれません。詳しい内容についてはネットやSNSに情報が転がっているので、最新の情報を事前にチェックしていきましょう。
旅行の防犯グッズと対策まとめ
この記事では、海外旅行で役立つオススメの対策と防犯グッズについて紹介しました。
海外で遭遇するトラブルへの不安要素は取り除けたでしょうか?どんなに万全に準備を行っていても、相手は盗みのプロです。決して油断してはいけません。あらゆる手段を使ってくるため、相応の準備は欠かせないでしょう。防犯グッズはあくまで手段にすぎないので、自己防衛が何より大切になってきます。スリやスキミングは、油断をした隙に狙われるので「貴重品をテーブルの上に置かない意識」や「常に警戒心を持って行動する意識」など防犯意識を高く持つことが大切です。
トラブルには十分注意して、思い出に残る素敵な海外旅行に出かけましょう!